受け口の治療

受け口の治療

下顎が上顎よりも前に飛び出ているお口のことを受け口といいます。
遺伝や長年の噛み合わせによってこうしたお口になってしまうと、いくつかの問題が生じるのです。

 

重大なものとしては、嚥下障害があります。
受け口が進行してしまっている場合、噛み合わせが上手くいかず、ものを充分に噛むことが出来ないまま呑みこんでしまうケースが見られます。
こうなると、大きな固形のままの食物が喉を通り、呑みこむのが苦しいという状態に陥ってしまうのです。

 

 

受け口の治療方法として一般的なのが、マウスピースや矯正器具による生活習慣の改善です。
矯正器具を装着して生活するのは大変ですが、
早期の発見であれば治療期間も短くなるのでぜひ歯科医院を利用しましょう。
成人が受け口を治療する際には、歯列矯正と並行しながら受け口の治療に臨むことがあります。
歯列矯正は正しい歯並びを実現するためのものなので、
軽度の受け口であれば歯列を整えるとともに受け口も治っていくのです。
重度の受け口の場合には、前歯にクラウンを被せるという方法を採ることもあります。
顎の骨格が大きく変形してしまっている受け口においては、外科的手術をすることになります。
下顎の歯を数本抜き取り、空いたスペースの分だけ下顎を引っ込めるように矯正する方法を下顎骨体移動術といいます。
こちらの手術は奥歯の噛み合わせが問題ない場合に適用されます。
歯を抜かずに治療したいという人には、顎の骨を削ることで下顎を引っ込める手術がおすすめです。
下顎枝矢状分割手術と呼ばれるこちらの手術は10日ほどの入院措置が必要です。